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株式会社ソフィス - ソフトウェアの設計・教育・実装

プログラマーの朝礼

6月の理(ことわり) 【 雨もよし 晴れもよし】

株式会社 ソフィス 株式会社 ソフィス (2021年6月1日 10:26)

あめもよし れもよし
Rain or shine, all is fine.

 少し前の話になりますが、近くの隆国寺に行きました。このお寺は、通称「ぼたん寺」と呼ばれ、境内には沢山の牡丹が植えられており、この季節は観光客でにぎわっています。

牡丹は富貴(ふうき:金持ちで、かつ地位や身分が高いこと)、瑞祥(ずいしょう:めでたいことが起こるという前兆)を表す花と言われています。また、牡丹は、芍薬や百合と並び称され

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

という言葉もあり、中国では国花ともなっています。 その時は、あいにくの雨でしたが、牡丹のもつ底抜けの華やかさの前には、雨などなんのそので、その美しさは大変私の目を楽しませてくれました。将に、

「雨もよし 晴れもよし」

です。

 これから季節は梅雨に向かいます。雨が降り、じめじめした季節を、快く思っていない人は多いはずです。しかし、稲作農家にとって、梅雨はなくてはならないものです。稲は、梅雨の雨と、夏の日照りをしっかり受けてこそ立派に育ちます。稲作農家にとっては将に「雨もよし 晴れもよし」なのです。

 これらの例のように、「雨もよし 晴れもよし」は、物事の持つ2面性を共に肯定する場合に使います。最近、「雨もよし 晴れもよし」に習って、以下の標語を作りました:

「暇(ひま)もよし 多事(たじ)もよし」

商売をやっていて、勿論、多事(仕事や用事が忙しい事)は、大歓迎です。でも、暇な時もあります。暇な時、何をするか?それが問題です。理想的には資産作りだと思います。経費として消えてゆく余剰の人件費をいかに資産に転換するか。資産にできれば後で現金化できます。(皮下脂肪と同じ理屈 ? かな ?)

 物事には必ず2面あります。いい事もあれば悪い事もあります。いい時もあれば悪い時もあります。不利な局面を逆手にとって有利な局面に変える戦術は「迂直の計(うちょくのけい)」と呼ばれ、孫子兵法の奥義です。物事の二面性が自然の節理である事を理解し、よい時に悪い時の備えをしておくのです。

いつ暇になっても良いように、常日頃からバックログを管理し、手すきがあったら、その空間にぴったりはまるバックログを探し出して、その解決に注力する。これが理想です。些細な業務改善からソフトウェアの自社開発に至るまで、いろいろなバックログを用意しておけば、言えるはずです — 「暇もよし 多事もよし」と。