Galaxy Tab を買った3つの理由 - 今年の抱負
先週の土曜朝10時前、私はDocomoショップの前で開店を待っていました。その目的はGalaxy Tabを買う為です。1番乗りで1番のカウンター席に座りました。新人の店員だったらしく、説明がしどろもどろで手続きが終わったのは12時を回っていました。遅い昼食の後、自宅に帰り、Galaxy Tabとの格闘が始まりました。
Galaxy Tabを買った3つの理由:
- Androidアプリの開発用
- ノマドワーキングの実践
- セカンドブレインとしての利用
最初の理由は(これが購入の主目的だった訳ですが)、今期の目標の1つであるAndroidアプリの開発の為です。なので、電話機能は必要なく、タブレットの性能評価も兼ねて、Galaxy Sでなく、Galaxy Tabにしました。ただ、これだけが購入の理由ではありませんでした。「ノマドワーキング」と「セカンドブレイン的利用」も大きな理由になりました。
ノマドワーキングとセカンドブレイン的利用には密接な関係があります・・・。とその前に「ノマド」の話を少々します。ノマドとは2009年頃から言われるようになった「遊牧民」を意味する言葉です。特定のオフィスを持たず、茶店や街の隠れ家で仕事する事をノマドワーキングと呼びます。会社組織であってもノマド化は可能です。個々の自己管理の元、必要な時に集まって打ち合わせし、後は個々のライフスタイルで仕事する。リソースはクラウドに置き、一元管理。本業(サラリーマンも含む)とは別にノマド会社に帰属する事も可能です。私の理想にぴったりの組織。アルビン・トフラーの言うプロシューマ的ライフスタイルです。
さて、話を戻しましょう。ノマドを可能にしているのは、他でもない「IT武装」です。テザリングとクラウドが重要な道具になります。「テザリング」とは、携帯電話回線を通じてインターネットに常時接続させることです。Galaxy Tabにはテザリングの機能(Mobile APと呼ばれています)があります。が、どうもDocomoはこの素晴らしい機能をそっと隠しているようです(Mobile APはAndroid2.2からの機能です)。国際版のGalaxy Tabには搭載されているようです(未確認情報ですが)。でも、Androidマーケットに行けば、
Mobile AP Shortcutなるツール(無料)があり、これを使えば、Galaxy Tabがモバイルルータに早変わり。ノートパソコンからWi-FiでGalaxy Tabに接続すれば、FOMAデータ通信網(3G)がノートパソコンから使えます。しかも定額で(私の場合「定額データプラン スタンダード バリュー」を契約しました。プロバイダはmopera U)。これで、外出時、出張先、現場でもインターネット利用が可能になります。勿論、ノマドワーキングも。
Galaxy Tabの通信機能の使い方ですが、事務所と自宅では、当然、Wi-Fiで自前のBBルータに接続(定額と言っても、この方が通信料の節約になるのです)。他の場所では、mopera Uによるモバイルネットで接続。この切り替えはGalaxy Tabが自動で行ってくれますが、「Wifi Widget」を使えば、手動でも一発で切り替え可能(たまに、テストで、Wi-Fi接続中にモバイルネットに繋ぎたい事があるのです)。そして、外出・出張先にノートパソコン持参の場合は、Galaxy Tabが無線ルータになり、クラウドへのアクセスを可能にしてくれるのです。公衆無線LANのアクセスポイントでも楽々Wi-Fi接続(マクドや新幹線の中もこれで快適な職場に早変わり)。
ああー、なんて便利。すごく得した気分です。・・・と言う訳で、とっても楽しい週末を過せました。これで私も立派な遊牧民です。
ちなみに、Galaxy Tabでは、Wi-FiでなくUSBを使ったテザリングも可能です。興味ある方は、アンドロイドマーケットから「PdaNet Free Edition」をダウンロードすれば可能になります(パソコンにもPdaNet用のソフトをインストールする必要があります)・・・。あ!長い記事になってしまいましたね。「セカンドブレインとしての利用」については次回に書きます。では、また。
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