コーディング規約に一分の理あり
「FLEX + Java」も一段落し、11月から「FLEX + PHP」と格闘しています。Eclipseでなんとか「FLEX + PHP」の開発環境も構築し、今回の本命「Zend Framework」の導入設定と評価を始めています。
簡単なテストプログラムを使って、以下の環境に Zend Framework を導入する場合の手順書を作成しました。
- ローカルのEclipse環境
- 専用レンタルサーバー(PLESK)
- 共用レンタルサーバー
「FLEX + PHP」の魅力はレンタルサーバーでFLEXが使える点ですね。
さて、ここで使用したテストプログラムを以下に示します。
<?php require_once 'Zend/Date.php'; $date = new Zend_date(); echo $date->get(Zend_Date::RFC_2822);
本当に簡単なものです。しかし、・・・ 最後に ?> が無いことに気づきましたか? これは、誤りではありません。この規約は「Zend Framework PHP 標準コーディング規約」の中で示されているものです。
そのコーディング規約の中には、以下のように書かれています:
PHP コードのみからなるファイルでは、終了タグ ("?>") は決して含めてはいけません。これは必須なものではなく、 終了タグを省略することで、ファイルの最後にある空白文字が出力に影響することを防ぎます。
なるほど !! 納得。終了タグ ("?>") って省略できたのですね。おそらく、header()関数などでリダイレクトする際に余計な空白がhttpボディに出力される事を抑止する為なのでしょうね。将に、「一分の理」有りですね。
私も、以前はコーディング規約に神経質でした。人の書いたプログラムが気に入らず片っ端から修正したこともあります。特にチームで仕事する場合は、コーディング規約が正しか否かは問題ではありません。コーディングスタイルが統一されていることに意味があるのです。これは保守工程で、他人の書いたプログラムを読み易くするための配慮です。
時は流れ、現在。25年以上プログラマーをしていると、もう、コーディング規約などどうでもよいように感じています。これは老化でしょうか? 否。多分、これまでに、多くのプログラムを書き、見てきたので、どんなプログラムでも頭が受け入れるようになっているのだと思います。新聞を読むのもコードを読むのも私には同じです。どちらも楽しい。これからもまだまだコードを書きます。後25年くらいは。
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